2018/10/09

リトルフィンガーに学ぶ“ばれない嘘”の付き方|ゲームオブスローンズ


嘘つきポク太郎です。

ばれない嘘の付き方を研究するため、天才詐欺師リトルフィンガーのテクニックをまとめてみました。

シーズン7までのネタバレを含みます。


戦わずに利用する

天才詐欺師:ピーター・ベイリッシュ通称リトルフィンガー俳優エイダン・ギレン
似顔絵で覚えるゲーム・オブ・スローンズ/Game of Thronesの登場人物と相関-ピーター・ベイリッシュ/Petyr Baelish演じるのはエイダン・ギレン/Aidan Gillen。通称リトルフィンガー。売春宿を営んでおりスパイとして利用。策略を仕掛けるが、疑われないことを一番の目的とするため全く無関係の人間を落とし入れる最も信用のならない人間。財務手腕、策略を用いて実力でのし上がる。
○経歴
里子として8歳の時リヴァーラン城へ。キャトリンライサと一緒に育つ。恐らくエドミュアとも。

キャトリンの婚約者であったエダードの兄ブランドンと決闘→深い傷を負い、悟り。
「正攻法は奴らの戦いで奴らの勝ち方。自分は戦わず奴らを利用。」

その後、戦争ロバートの反乱が勃発→300年続いたターガリエン王朝が倒れる事件発生。

ラニスター家に取り入り貴族に。大蔵大臣にしたのは王の手ジョン・アリン

これがドラマ開始時までの経歴。

野望は「すべて」。谷間発の英雄北部を味方に付け300年王朝を倒したロバートの反乱を模し、玉座を狙います。


テクニック実例

その一 子供にゃ嘘


シーズン1の馬上槍大会にて、サンサハウンドの右頭の秘密を話し、
「他言すると誰もサンサを守れませんよ。」
大人なら「まずお前が他言してるじゃねーか。」と突っ込みますが、子供向けならこれで十分。


サンサボルトン家に嫁がせ谷間ヴェイルに帰還、ロビンをハヤブサで釣る場面。

アリン家旗手ヨーン・ロイス公サンサが北に居ることを知りリトルフィンガーを追求。「フィンガーズ岬へ連れて行くはずだったろ。」
「道中ボルトン家に襲われた。」
と大嘘発動。
→「旅程と同行者知ってたのはロイス公だけ。」と領主ロビンに裁き要求。
ロビンが「月の扉から落とす?」とリトルフィンガーに決めさせる。
→「サンサに逃れた、救助必須。」とボルトン家との戦争指示。

子供、ましてや10歳まで母乳で育てられたバカ殿。物さえあれば簡単に釣れます。
王または王の手に任命された谷間の領主はリトルフィンガー。ややこしいが、このとき既に王の支配が行き届いてない状態なので、谷間の諸侯が忠実に仕えるアリン家当主ロビンが実権を持つことに。


その二 確認難度高けりゃ嘘


同盟を求めレンリー陣営に居たキャトリンに、
サンサアリアも王都にいる。」
と嘘。アリアを取り逃がし騒いでたが、戦中のキャトリンが王都やラニスターから情報を得ることがないため適当に誤魔化す。


アリン家旗手ロイス公に、
サンサを連れフィンガーズ岬へ行く。」
と嘘。姿が見えなければ確認不能なことをサラッと利用。


要塞ケイリンにてサンサラムジー・スノウが嫁ぎ先と告げる場面。
「これまでは悲劇の傍観者。が、この世に正義はない、生み出せ。」
と説得。明らかにサンサは自分が北部総督になるためのエサ。


サーセイへの報告のため北部から王都へ。
サンサ発見。ウィンターフェル城にてボルトン家が嫁に。」
と嘘報告。相手がアホ似顔絵で覚えるゲーム・オブ・スローンズ/Game of Thronesの登場人物と相関-サーセイ・バラシオン/Cersei Lannister Baratheon演じるのはレナ・へディ/Lena Headey。の場合はすかさず利用。

王都から逃がしたのもボルトン家に渡したのも自分。策は、スタニスvsボルトン→潰し合い直後に谷間(自分)が攻撃、要求した褒美は北部総督。


シーズン1でキャトリンエダードに、
「短剣の持ち主はティリオン。」
と嘘。犯人は必ず「自分の物でない」と主張することを利用し適当にカマす。怪しい存在小鬼インプティリオンを利用。


その三 破滅確定なら嘘


王都内でサーセイ側の戦力大を危惧するエダードに「王都の守人シティウォッチは金を払う方に味方。」→手配したように見せかけ、
「王都の守人は手配した。」
と大嘘。投獄されてしまえばエダードは何もできないことを利用。


錯乱状態になった嫁ライサを適当に誤魔化し、月の扉から突き落とす。 数千フィート落下すれば何もできないことを利用。


ウィンターフェル城地下墓地にて。王都への出発前、サンサに「必ずスタニスvsボルトン勃発。」
スタニス勝利→サンサ北部総督のはず。ボルトン勝利→ラムジーを手懐けろ。」
→どちらにしても王の命を受けた谷間(自分)が攻撃。サンサ谷間の軍を動かす口実、かつ、保険。

何度もしつこく押させられるネタバレスイッチの数はリトルフィンガーの数であることにご留意。私のせいではありません。


詐欺師の心得

準備は日頃から


ハレンの巨城にてアリアが捕虜としてタイウィンの酌取りをしてた際。レンリー陣営から戻ったリトルフィンガーが進言しに来た場面。

アリアに気付いた様子ですが、キャトリンとの面会の報告でタイウィンにわざわざ「娘たち」と強調発言。

タイウィンが酌取りアリアの正体を知らないことを確認したものと思います。自分だけが知る情報を日頃から捜し求めております。


出世のハシゴ

座右の銘は「混乱状態はハシゴ」。世の中が混乱すればそれは出世のチャンス。


ジョフリー暗殺の実行犯を務めた理由は、ラニスター家は恩人→動機がないので疑われないから。


物語開始前、リトルフィンガーの命令を受けたライサが、
ジョン・アリンのワインに薬。
キャトリンラニスターの仕業だと手紙。

「裏切る相手が恩人なら自分は疑われず、不可解極まりない事件として世が混乱。」自ら混乱状態を巻き起こして、出世のチャンスを稼いでいきます。


嘘も100回で

リトルフィンガーは真理を掴み採っております。
「嘘が真実となるまで繰り返すのはエイゴンの椅子と同じ。」
エイゴンの椅子”は鉄の玉座のこと。300年前の征服戦争時、敵の剣1000本を溶かして作ったと言い伝えられる。

リトルフィンガーはそれを数え1000本ないことを確認。「嘘も100回繰り返せば真実になる。」というヤツ。

さすがリトルフィンガー。しっかりと詐欺の真理を掴んでおります。


手加減はせず それが礼儀と心得る

「力あるときは媚びて利用、力失ったら捨て駒として利用。」


力あるときは媚びて利用、力失ったら潰して利用。
ウィンターフェル城にてルース・ボルトンとの会話。
ラニスターは既に無力。」

リトルフィンガーは自分を貴族にしたラニスターを潰して利用すると宣言しております。


王都にて、サーセイに策を仕掛けられ、雀聖下ハイスパロー後継ぎを投獄されてるオレナ・レッドワインを手紙で呼び出し。

贈り物としてランセル・ラニスターの情報を渡します。

ランセルは、サーセイの悪事を全て知り、雀聖下率いる“”に入信するサーセイの従兄弟。

タイレル家との絆を保つためラニスターを売り払います。サーセイ投獄とタイレル釈放が無関係なことに留意。まさに捨て駒。

さすがリトルフィンガー。武士道の心得も都合よく利用します。


ジョフリーラムジーなど足元にも及ばない極悪人間リトルフィンガーことピーター・ベイリッシュ

ここまでの悪役をどうやって思い付いたのでしょうか。

結末は、


予定のスタニスが期待外れでボルトン家との潰し合い成らず。楽勝戦は諦めるしか。おまけにサンサに避難。

王令を取り付けたのは次のステップ北部総督のためで、ラニスターの命令では谷間の軍は動きません。必要なのはスタークを抱えた大義名分。

何とかサンサに取り入り、谷間の軍とウィンターフェル城に入りますが、そこは壊滅させたはずのスターク家とは異なっておりました。


原因は自分。王都からサンサを連れ出して以降、手の内をすべて教えてしまったため全く信用されません。

サンサはお姫様。策謀まみれのヴァリスルース・ボルトンとは違い、策謀対決を拒否ってきます。サンサ「ゲームの達人に勝ちたいので勝負しない。」

ライサの死因偽装で自分と共謀したサンサを信用し過ぎました。策謀合戦のみに生きてきた策士、お姫様に騙されます。

そこへ、すべてを知るもの三つ目の鴉となったブラン、幼少から人を見る目抜群のアリアが帰還。

サンサアリアブランの内、穴はサンサのみ。が、自分が塞いでしまいました。ジョン・スノウが居れば穴にできた可能性はありますが不在。

何にしてもブランが居る以上リトルフィンガーは無力。


策士、諦めずに十八番を発動するも一切通用せず散ってしまいました。


更新頻度の低いこのブログ。執筆の時間になるとおなかが痛くなるんですよね、私。








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